吉田農園について
ゆっくり成長する胡蝶蘭を
長く美しく
楽しんでもらいたい
数ヶ月の間、美しい姿を見せてくれる胡蝶蘭は、生育もとてもゆっくりです。
一般的にはあまり知られていませんが、胡蝶蘭はクローン栽培で育つ植物です。株を育てはじめてから、花がつくまでに1年半~2年ほどの時間がかかります。ちなみに種から育てようと思うと倍以上の4年が必要になります。
胡蝶蘭の原種の自生地は雪や霜の降らない温かい地域です。その一つが台湾で、現在、世界の胡蝶蘭の約30%が台湾で育てられた苗です。
当農園も台湾から苗を輸入し、花を育てています。花芽が育ち出荷するまでの4~5ヶ月、生育度に合わせて、環境を変えながら栽培します。
あえてストレスを
かけることで
強い花を育てています
温かい地域が現生地の胡蝶蘭にとって、実は四季のある日本は最適といえる環境ではありません。
空調環境が整った現代でも、長く花を楽しむためにはいくつか注意しなければいけないポイントがあります。水を与えすぎないこと、直射日光を当てすぎないこと、室温のベストは23~27度であること、などです。
ただ、環境を整えることに気を取られて花を楽しめなくなることは生産者として本位ではありません。お客様には、できるだけ気軽に花を楽しんでいただきたいという思いから、当農園では、育成時にあえて軽度のストレスを与えています。
もちろんストレスを与えないほうが、花はより大輪に、華やかに育ちます。ただ、それではベストコンディションではない環境に置かれた際に、早く枯れてしまったり、蕾が開かないまましぼんでしまうことになってしまいます。
ストレスをかけながら育てるのは、手間も時間もかかります。ただその分、強く育ってくれた花がお客様のところで長く美しく咲き続けることが当農園の喜びでもあります。