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胡蝶蘭の基本的な育て方

置き場所・光、温度・湿度、ラッピングの外し方等、胡蝶蘭を育てるのに最適な環境についてご説明します。

置き場所
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温かい地域が現生地のため、置き場所の温度は23~27度がベストです。この温度帯よりプライマイナス10度を超えないようにしましょう。湿度もある程度、高めの場所に置くといいでしょう。日照は、強い直射日光にあたると葉や花が焼けてしまうので、カーテン越しの柔らかい陽射しがあたる場所を選ぶようにしてください。
簡単に言えば、人間にとって居心地のいい環境が胡蝶蘭にとってもいい場所です。

●一日の温度変化が大きい場所はあまりおすすめではありませんが、玄関などに置くなら、真夏や真冬などは、夜間は人が生活する場所に移動させてください。

水やり
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胡蝶蘭は、着生蘭と呼ばれる品種で、自然の状態では樹木の幹や枝、岩などに根をはわせて育ちます。そのため、土ではなく水苔や松の樹皮を砕いたバークチップに植えられています。あまり水分を必要としない植物なので、水の与えすぎには注意してください。
水やりは、水苔やバークチップが乾いてからにします。この時、注意したいのが、表面だけでなく、少し内側まで確認をして乾いていることを確認することです。

●乾燥の感じ方には個人差があるため、「乾いたな」と思った翌日くらいが与え過ぎを防ぐために有効です。
●目安として、夏は1週間に一度、冬は1ヶ月に一度程度の水やりで十分です。